ほぼ自分の覚え書き

ライセンスフリー、アマチュア無線、電子工作の日記

LM380Nでシグナルトレーサー製作

シグナルトレーサー

回路の途中にちょっとピンを当てて、信号(ここでは低周波)がどの素子までたどり着いているかを確認するツールです。

簡素な作りにしました

西ハムでLM380Nを25個ほぼ無料で頂いたので早速これを使って作ってみることにしました。 ホントはイヤホンで聞いたほうがいいと思ったのですが最初はスピーカーを繋いでみます。ピンヘッダーでつなぐ方式取ったので、イヤホンへもすぐに変更出来ます。入力部もピンヘッダーなのでワニグチクリップにしたり、もっと長いテスター棒にしたりとあれこれ簡単に作れます。電源は006Pで電源スイッチは省略しました。つまり使うときだけ電池をいれます。電池入れっぱなしを防止出来ていいかも。ケースのカバーもこれといった工夫はせず、使うときにパカッと開いて使い、終わったら閉めて収納します。
聞いてみたらなかなかいい音質で、いい感じに出来ました。

 

 

 

 

超再生式 50MHz AM QRPトランシーバー(その2)

50MHz AM QRPトランシーバー(超再生式)(その2)は、

50MHz AM QRPトランシーバー(超再生式)(その1) - ほぼ自分の覚え書き

の続きです。

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前回、「FCZの寺子屋シリーズ 自作電子回路テキスト」大久保氏著作を参考にさせていただき、JLCPCBにプリント配線板、そして部品のアッセンブリを発注しました。しかし、私のミスで結局うまくいかず、結局きれいでカッコいい飾り物が5枚残っておしまいでした(笑)

あのあと、部品のシンボル、フットプリント、プリント配線板への部品配置を全面的に見直してみました。次に配線を行い、終了次第JLCPCBに発注予定です。完成は夏ごろかな??

で、ですよ、ここでとんでもないことを思いついて(笑)おもちゃのトランシーバーに組み込んでみようと(笑)完成もしていないのにとんでもない計画を立てる。まさに無謀なのです(笑)

 

はい、無謀な計画にはすぐに壁にぶち当たります。KiCADで設計してみた基板が006Pの電池ケースに干渉してしまって収まりそうにありません。

はあ、どうする?

あのスピーカーを右に動かして、基板を左右に広げて下に伸びている面積を削れるようにすればいいんじゃ? どうでしょ? やってみますが無謀な計画だけに秘密裏に終了してしまうかもしれません(笑)

 

下記は10mW AM送信部です。J3に水晶発振子を取り付けます。これは実績ある回路ですからこのままでうまく動くはずと信じて作業を進めます。

 

 

50MHz AM QRPトランシーバー(LA1600)(その1)

前回、受信部を50MHz超再生式でやろうとしたのですが、どうもうまく行かずユニバーサル基板で試作しなおしてみることにしました。で、それと並行して進めようとしているプロジェクトは本格的な回路です。私にとってはとてもとてもハードルが高いのですが、ようやく全体の構成がまとまったので、これまた思い切って発注してみます。

50MHzから短波帯にコンバージョンして、前回うまく動いたLA1600を用いた短波ラジオで受信しLM386で低周波増幅という構成。数々のOMさんが作られてきた超基本的な構成です。今回はAMなので455KHzのフィルタは簡素なものでいきます。

今、KiCADで描いてミスがないかチェック中です。しっかり見たつもりなのに前回、前々回、その前もいくつかミスしていたことが今になって判明。音量が低かったりしたのは単にマンションの中だからということではなかったみたい。トホホです。

なお、50.620MHzの水晶を買ったので、送信はまずは1波のみです。受信も半固定でテストし、これを壊れたCB機のケースを流用して組み込んでやろうとしていますが・・果たしてどうなることやら。

まずは回路をしっかりチェックして、パターンにして、発注して・・・プリント配線板が出来上がってきて、FCZコイルとかをはんだ付けして、テスト出来るのは夏かな?
そんな超のんびりペースで楽しんでいます。

 

 

 

超再生式 50MHz AM QRPトランシーバー(その1)

50MHz AM QRPトランシーバーの製作開始

さて、うまくいくかどうか迷いに迷いましたが、何もしなかったら前に進みません。 失敗してもいいやと思い切って発注してみました。 回路は「FCZの寺子屋シリーズ 自作電子回路テキスト」大久保氏著作から頂きました。 昔から自作している人なら作ったことがあるのではないでしょうか? 私はこの本を中古で見つけて買って、作るのは初です。

送信部は2SC1815を2つとLM386を使った10mW AM変調、これに受信部は50MHz超再生式です。例によってプリント配線板と、JLCPCBが持っているパーツについてはアッセンブリをJLCPCBに発注しました。 うまくいけばFCZコイル、ボリューム、スイッチ、ヘッダー、50.620MHzの水晶発振子等をはんだ付けすれば完成です。 とはいえ、うまく回路パターンを作図出来ているか? 部品を間違えずに配置出来ているか? などなど基本的なことをラジオの製作で何度も失敗しているので今回も気になりますが・・・

ま、今回も失敗でもいいです(笑)

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追記(3/7)

さっそくやらかしました(笑)

LM386のフットプリントを間違えていたみたいで、もう製作途中だからどうしようもなく、プリントはそのまま、LM386のアッセンブリのみ中止、つまりLM386は手作業ではんだ付けになります。 LM386のDIPを持っているので空中配線して動作確認して、うまくいったらプリント配線板ごと最初から作り直しです・・・

トホホです・・・

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追記(3/27)

LM386を無理やり付けてみたのですがどうもおかしい。超再生回路の定数を見直したほうが良さそうな感じで音量がとても低いのです。どうもボリュームを回しきったところでしか発振していないようです・・・
ところが! 50MHzのFCZコイルのコアを割ってしまっていたことを今日発見! これじゃあダメです、発振がうまくいっていないのはこれが原因だったのかも! これは朗報かもですね、FCZコイルを新たに買ってまずはユニバーサル基板に組み付けて原因特定します。それから再度プリント配線板作り直しです。

のんびりペースで時間を見つけつつ進めているので、この件の結末はまだまだ先になりそうです。

現在実はこれと並行して、受信回路を50MHzから短波帯にコンバージョンして、前回うまく動いたLA1600を用いたスーパーヘテロダインで受信、LM386で低周波増幅という私としてはほぼ最終的な回路をKiCADで描いています。発注して基板の出来上がりを待つ間に超再生式回路の実験をしようかと思っています。

 

ワンチップラジオICを使った短波ラジオのプリント配線板をアッセンブリ含めて発注してみた(その2、そして終了)

KiCADを使ってプリント配線板を作り、部品のアッセンブリも同時に頼んでみる話の続きです。
※ 今、2つのプロジェクトを並行して進めていて、ごっちゃになりかねないので、タイトルを過去の投稿も含めて書き換えました。
1つめは、ワンチップラジオICを使った短波ラジオの話(今回で終了)
2つめは、LA1600を使ったスーパーヘテロダイン式短波ラジオの話
両方ともプリント配線板を、JLCPCBに部品アッセンブリも含めて発注する話です。

さて、今日の話は1つ目のワンチップラジオICを使った短波ラジオのプリント配線板が出来上がってきましたという内容です。 
写真の通り、コンデンサや抵抗器、ピンがアッセンブリされてきています。
ワンチップラジオICと低周波増幅段IC、2SA1315、ボリューム、FCZコイルは手持ちパーツを使います。
これらをこちらで半田付けすればラジオとして出来上がりです。 
今回の目的は「アッセンブリ含めた発注方法をなんとなくでいいから取得すること」なので、短波ラジオとして実用になるかどうかは実はどうでもよくて、こうやってプリント配線板が無事にアッセンブリされて出来上がってきてちょっと感激しました。
今回5枚発注しました。 
配線板製作代+アッセンブリ代+送料、1枚あたり1,200円くらいです。
これから実際に残りのパーツを取り付けて短波ラジオとしてどの程度のレベルなのか確かめてみます。 もし感度が低すぎるようだったら高周波増幅段を組み立てて接続してみます。
※ピンヘッダで今は切り離されている。
もし、それでも短波ラジオとしてダメだったら、FCZコイルは無視してバーアンテナを取り付けて中波ラジオにしてしまいます。
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上記まで書いたところで、さっそく部品を組み付けて動作チェックすると・・・まったくの無音です。ノイズすら聞こえない・・・原因分かりました・・・なんと、グラウンドの塗りつぶしが1面出来ていません!!! なにかの作業のときに片面消してそのまま発注してしまったようです・・・ここまで来てトホホです。
ちょっと落ち込んでいますので、今日はこのへんで・・・
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追記
さて、気を取り直して・・・もうこのワンチップラジオICのプロジェクトは中止します。次回は、LA1600を使ったシングルスーパー式短波ラジオのほうを発注します。本来、こっちが本命ですからね。そして、AF段のICをJLCPCB在庫のものに変更して、出来る限りの部品をアッセンブリしてもらってみることにします。
※前回作ったLA1600シングルスーパー式短波ラジオのプリント配線板は、当初9MHzのOSC回路が発振しないトラブルがあり、また不要な配線とかがありまして、結果的に動作はしたのですが、満足出来ないのでプロジェクトとしては中断しました。次回の発注でうまくいくことを願っています。
夢は7MHz帯QRP CWトランシーバー、6mのAMトランシーバーです。 今回の2つの回路はその受信部となるよう、最初からFCZコイルを取り付けられるようにプリント配線板の設計をしてきています。 10cmx10cmの面積内なら格安で作れますので、このサイズに収まることが大前提。 なので、とても小規模で実用には程遠いものしか出来ないとは思っていますが、自作した送信機でのオンエアはきっと楽しいハズ。

発注先のJLCPCB

LA1600を使った短波ラジオのプリント配線板をJLCPCBで作ってアッセンブリ(その1)

LA1600を使ったスーパへテロダイン式短波ラジオの製作の話の続きです。
去年からのんびりと組み立てていた短波ラジオですが、結果的にうまくいって9MHz帯の放送を受信することが出来ました。

ですが、配線パターンがおかしい、不要な抵抗器のパターンが残されたまま等のミスが見つかり。 それらは無視しても受信回路として邪魔しないレベルではありますが、ここはやはり作り変えることにし、このプリント配線板を使ったプロジェクトは中断しました。

さて続きはどうせならということで、JLCPCBにプリント配線板を作ってもらうと同時に抵抗器やコンデンサ等のアッセンブリも発注してみます。

手元に届いてからの作業はFCZコイル、ボリューム、電源スイッチ、LA1600等のJLCPCBでストックされていない部品のハンダ付け作業が必要となります。

※ボリュームや電源スイッチはJLCPCB在庫のものを用いればもっと手作業が少なくなりますが、すでに私が買ったのを活用したいので今回は手作業とします。

それと、今回の低周波アンプにTDA7052AT 1W BTL mono audio amplifierを使ってみます。 すごく部品点数が少なくてすみ、かつ、DCでボリュームコントロールが出来るそうです。

 

 

ちょうどKiCADがバージョンアップしましたので早速ダウンロードして使います。

前回の回路をコピーして、Version 7.0.0にペーストして・・・

すんなりいきませんでした。

シンボルとフットプリントが一致しないとかのエラーがザクザク。ひとつひとつ修正していきました。 私の場合はFCZコイルとか自分で作ったシンボル、フットプリントがいくつかありますので、そのファイルをうまく移行出来ていなかったためです。

 

Version: (7.0.0), release build

 

 

ワンチップラジオICを使った短波ラジオのプリント配線板をアッセンブリ含めて発注してみた(その1)

今回のプリント配線板発注は、部品のアッセンブリも同時に頼んでみます。

発注先は今回もJLCPCBです。

PCB Prototype & PCB Fabrication Manufacturer - JLCPCB

 

プリント配線板を発注する手順には幾分慣れてきたつもりなので、さらに次の段階として、ある程度の部品(抵抗器、コンデンサ等のSMDパーツ)をJLCPCB側で取り付けてもらうサービスにチャレンジです。

非常に敷居が高くて、結構あれこれ分からず悩みました。今日、発注する際にも何度も間違えて発注を取り消して修正してを繰り返して、ようやくエラーがなくなったようなので、思い切って発注してみました。
間違いあるかもしれませんが、まあいいでしょう。

料金は下記のような簡素な回路図のもので1枚あたり千円ちょっとです。プリント配線板+パーツアッセンブリ込みです。

これを高いと思うかどうかは個人それぞれ違うでしょうけど、将来の複雑な回路の注文にも対応出来るように、今回は練習といったところが大きいので、私にとっては安いと思いました。

 

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よく見かけるラジオの回路です。

ワンチップラジオICをNJM2076Dで増幅してスピーカーを鳴らします。以前作って電源は単4ひとつの1.5Vなのに結構満足出来る音量で鳴ってくれましたので、今回はこれで短波放送を聞いてみます。

なお、9Vで動く高周波増幅段を基盤内に配置してみました。ワンチップICが高利得なので発振させてしまい失敗する可能性大なのですが、まあ、そこは練習用です。うまくいかなかったら高周波増幅段はピンヘッダで簡単に切り離せるようにしておきました。

 

 

3Dで見てみるとうまくいくような感じです。

 

実際の発注画面です。 データをアップしたら基盤が表示されます。

 

さて、部品関連のデータをアップしたらこういった画面が出てくるのですが、よく見るとピンヘッダの向きが90度狂ってしまっていました。発注を中断して、KiCADに戻ってチェックしたのですが分かりません。何度も見返して分からないので、今回はこのオンラインの画面上で修正しました。

本来なら、一発でうまくいくよう、KiCAD側で修正しておきたいのですが、次回までの課題にしましょう。

 

 

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夜中に発注したわけですが無事受け付けられました。
まあ、ここまでは自動なのでしょうね、明日から実際のチェックが始まり、なにかエラーがあれば教えてくれると思います。

 

ということで、今日はここまで。