ほぼ自分の覚え書き

ライセンスフリー、アマチュア無線、電子工作の日記

超再生式 50MHz AM QRPトランシーバー(その1)

50MHz AM QRPトランシーバーの製作開始

さて、うまくいくかどうか迷いに迷いましたが、何もしなかったら前に進みません。 失敗してもいいやと思い切って発注してみました。 回路は「FCZの寺子屋シリーズ 自作電子回路テキスト」大久保氏著作から頂きました。 昔から自作している人なら作ったことがあるのではないでしょうか? 私はこの本を中古で見つけて買って、作るのは初です。

送信部は2SC1815を2つとLM386を使った10mW AM変調、これに受信部は50MHz超再生式です。例によってプリント配線板と、JLCPCBが持っているパーツについてはアッセンブリをJLCPCBに発注しました。 うまくいけばFCZコイル、ボリューム、スイッチ、ヘッダー、50.620MHzの水晶発振子等をはんだ付けすれば完成です。 とはいえ、うまく回路パターンを作図出来ているか? 部品を間違えずに配置出来ているか? などなど基本的なことをラジオの製作で何度も失敗しているので今回も気になりますが・・・

ま、今回も失敗でもいいです(笑)

---

追記(3/7)

さっそくやらかしました(笑)

LM386のフットプリントを間違えていたみたいで、もう製作途中だからどうしようもなく、プリントはそのまま、LM386のアッセンブリのみ中止、つまりLM386は手作業ではんだ付けになります。 LM386のDIPを持っているので空中配線して動作確認して、うまくいったらプリント配線板ごと最初から作り直しです・・・

トホホです・・・

---

追記(3/27)

LM386を無理やり付けてみたのですがどうもおかしい。超再生回路の定数を見直したほうが良さそうな感じで音量がとても低いのです。どうもボリュームを回しきったところでしか発振していないようです・・・
ところが! 50MHzのFCZコイルのコアを割ってしまっていたことを今日発見! これじゃあダメです、発振がうまくいっていないのはこれが原因だったのかも! これは朗報かもですね、FCZコイルを新たに買ってまずはユニバーサル基板に組み付けて原因特定します。それから再度プリント配線板作り直しです。

のんびりペースで時間を見つけつつ進めているので、この件の結末はまだまだ先になりそうです。

現在実はこれと並行して、受信回路を50MHzから短波帯にコンバージョンして、前回うまく動いたLA1600を用いたスーパーヘテロダインで受信、LM386で低周波増幅という私としてはほぼ最終的な回路をKiCADで描いています。発注して基板の出来上がりを待つ間に超再生式回路の実験をしようかと思っています。