ほぼ自分の覚え書き

ライセンスフリー、アマチュア無線、電子工作の日記

ワンチップラジオICを使った短波ラジオのプリント配線板をアッセンブリ含めて発注してみた(その2、そして終了)

KiCADを使ってプリント配線板を作り、部品のアッセンブリも同時に頼んでみる話の続きです。
※ 今、2つのプロジェクトを並行して進めていて、ごっちゃになりかねないので、タイトルを過去の投稿も含めて書き換えました。
1つめは、ワンチップラジオICを使った短波ラジオの話(今回で終了)
2つめは、LA1600を使ったスーパーヘテロダイン式短波ラジオの話
両方ともプリント配線板を、JLCPCBに部品アッセンブリも含めて発注する話です。

さて、今日の話は1つ目のワンチップラジオICを使った短波ラジオのプリント配線板が出来上がってきましたという内容です。 
写真の通り、コンデンサや抵抗器、ピンがアッセンブリされてきています。
ワンチップラジオICと低周波増幅段IC、2SA1315、ボリューム、FCZコイルは手持ちパーツを使います。
これらをこちらで半田付けすればラジオとして出来上がりです。 
今回の目的は「アッセンブリ含めた発注方法をなんとなくでいいから取得すること」なので、短波ラジオとして実用になるかどうかは実はどうでもよくて、こうやってプリント配線板が無事にアッセンブリされて出来上がってきてちょっと感激しました。
今回5枚発注しました。 
配線板製作代+アッセンブリ代+送料、1枚あたり1,200円くらいです。
これから実際に残りのパーツを取り付けて短波ラジオとしてどの程度のレベルなのか確かめてみます。 もし感度が低すぎるようだったら高周波増幅段を組み立てて接続してみます。
※ピンヘッダで今は切り離されている。
もし、それでも短波ラジオとしてダメだったら、FCZコイルは無視してバーアンテナを取り付けて中波ラジオにしてしまいます。
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上記まで書いたところで、さっそく部品を組み付けて動作チェックすると・・・まったくの無音です。ノイズすら聞こえない・・・原因分かりました・・・なんと、グラウンドの塗りつぶしが1面出来ていません!!! なにかの作業のときに片面消してそのまま発注してしまったようです・・・ここまで来てトホホです。
ちょっと落ち込んでいますので、今日はこのへんで・・・
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追記
さて、気を取り直して・・・もうこのワンチップラジオICのプロジェクトは中止します。次回は、LA1600を使ったシングルスーパー式短波ラジオのほうを発注します。本来、こっちが本命ですからね。そして、AF段のICをJLCPCB在庫のものに変更して、出来る限りの部品をアッセンブリしてもらってみることにします。
※前回作ったLA1600シングルスーパー式短波ラジオのプリント配線板は、当初9MHzのOSC回路が発振しないトラブルがあり、また不要な配線とかがありまして、結果的に動作はしたのですが、満足出来ないのでプロジェクトとしては中断しました。次回の発注でうまくいくことを願っています。
夢は7MHz帯QRP CWトランシーバー、6mのAMトランシーバーです。 今回の2つの回路はその受信部となるよう、最初からFCZコイルを取り付けられるようにプリント配線板の設計をしてきています。 10cmx10cmの面積内なら格安で作れますので、このサイズに収まることが大前提。 なので、とても小規模で実用には程遠いものしか出来ないとは思っていますが、自作した送信機でのオンエアはきっと楽しいハズ。

発注先のJLCPCB