ほぼ自分の覚え書き

ライセンスフリー、アマチュア無線、電子工作の日記

SW-3Bをオンラインで増設申請する(その2)

CRkits共同購入プロジェクトのお世話になり、無線機他いろいろと頒布していただきました。

その中で特に興味のあったとても小さなQRP CW無線機SW-3Bを、TSSにオンラインで保証申請して、総務省へもオンラインで増設申請する方法について記録しておきたいと思います。

 

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私はハム再開組で、再開の際にすべての無線機をオンラインで申請したため、紙ベースの申請書類が一切ありません。 何年か前、Mountain Topperを中古で購入したときも、TSSにオンラインで保証申請して総務省にもオンラインで増設申請しました。
こういった手続きは紙ベースのほうが早いそうなのですが、といって紙ベースに戻るのも大変なので、今回もオンラインで行うことにします。

 

機器については下記にて紹介しています。

 

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さて増設申請の方法ですが、おおよその流れを書いておきます。

 

(1)送信機系統図をパワーポイント等で作図します。

(2)総務省の電子申請・届出システムにログインして必要事項を記入する。

(3)総務省に送信はせずにパソコンに保存するのみとします。

(4)TSSのウェブページの「保証願インターネット受付」から必要事項記入する。

(5)(3)で保存したファイルをTSSに(4)の申請書とともに送付します。

(6)TSSから保証書(PDFファイル)がメールで送られてくるのを待ちます。

(7)総務省の電子申請・届出システムから増設申請の手続きをします。

(8)増設する装置の送信機系統図とTSSの保証書を添付し送信します。

となります。

 

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では、早速詳細を記録していきます。

 

(1) 送信機系統図

パワーポイントで描きました。

ついついあれこれ細かく描きたくなるかもしれませんが、あっさり簡素に描きます。


 

(2)総務省の電子申請システムにログインして必要事項を記入したファイルを作ります。
※すでにこのシステムを使っている前提で話を進めます。

 

 

ログインしたら、変更申請の中の手順3(申請・届出)をクリック

「はい(登録へ進む)」をクリック

「保存したファイルを読み込んで編集」をクリック

 

 

「ファイルの選択」をクリックして、このシステムを前回使用した際に保存したファイルを選んで「申請開始」をクリックします。

 

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次の画面で、私は下記備考欄に、

「第12送信機の増設です。第1から第11送信機は何ら変更ありません。指定事項に変更はありません。」
と一言書くことにしています。不要かもしれませんが・・・

 

 

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次のページではまず工事設計書にレ印を入れて、

 

 

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続いて画面下の「16 工事設計書」を編集していきます。

今回私の場合、増設申請する第12装置の情報を記入していきますので、工事設計書編集欄の最下段の「編集」をクリック。
装置番号の入力、増設に「レ」印、希望する周波数帯、電波の型式の入力。

有周波数帯は無記入とします。 記入してはいけません。


 

変調方式は入力しません。 もし入力したらTSSから差し戻されますので入力してはいけません。

 

次に終段管、電圧、定格出力を記載します。

 

続いて添付書類として、(1)で用意した送信機系統図を添付します。

ここで「設定」をクリック

すると「変調方式が入力されていない」とエラーが表示されますが「OK」で処理続行します。

 

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さて、全体を見渡して再確認します。

添付画面の送信機系統図の「レ」印は私がよく忘れる項目です(笑)

 

 

次に、TSSからの指示で、すでに保有していて今回の増設と無関係な装置の情報を削除します。

私の例では第1装置から第11装置までを削除しました。
※上記スクリーンショットではすでに既存の装置情報が削除された画面となっています。

 

次の画面に進みますといよいよ総務省に送信となりますが、送信はせずに「入力内容保存」をクリックして、パソコンの中の分かりやすい場所に保存します。  

 

ここで作業終了です。

くれぐれも送信しないでこのままウェブ画面は閉じてしまい、作業終了とします。

 

さて、次はTSSのウェブに飛んで「保証願インターネット受付」を始めます。