ほぼ自分の覚え書き

ライセンスフリー、アマチュア無線、電子工作の日記

NanoVNAでHV7CX+HVC14CXを調整(その1)

ダイアモンドアンテナのHV7CXとそのオプションのHVC14CXをベランダに取り付けて、10,21,28,50MHzに出れるようにしようとしました。
まず、10,28,50MHzの調整はうまくいきました。

ところが21MHzが19MHzあたりにSWR最良点があってどうにもこうにもならなくなってしまい...急きょNanoVNAを購入しました。

これですんなりと・・・というのは甘く(笑)

なかなか21MHzに寄っていきません。
ならば18MHzに合わせてしまおうと調整エレメントを長くしてみました。すると18MHzに調整できました!!!

 

これはいいと思って他のバンドの様子をNanoVNAでチェックすると...50MHzバンドが大きく影響を受けていて、52.7MHzにまで大幅にズレてしまいました。そうきたか!ですね・・・

さて、50MHzバンドはすでにダイアモンドアンテナのHF6CLというノンラジアルセンターローディングモービルホイップを所有していて、これはこれでいい感じに使えていたので。HV7CXは10,18,28の3バンドであきらめるというのもアリ。
しかし、NanoVNAがあるのでどうせならもう少し追い込んでみたいと、さらに50MHzバンドの調整エレメントの長さ調整をしてみることに。


※※ 今ここ ※※

ということで、現時点の成績を記録(笑)


下記が50MHz帯、エレメントの長さを長くして取り付けて測定したところです。中心は46.65MHzと長くしすぎですね(笑)
ここからカットで追い込んでみます。

 

下記は28MHz帯、中心は27.94MHz
50MHzのエレメントを触る前はもっといい感じのところに来ていたのですが、影響を受けて少し下がってしまいました。
これは微調整で済む範囲と思っています。

 

下記は本来21MHzであるはずのエレメントを調整した結果18MHz帯に追い込めた。

がしかし、50MHzのエレメントを長くしたら、その影響でややずれたが再調整は簡単だと思っている。

 

下記は10MHz帯、当初から簡単に追い込めていたバンドだが、今回50MHzのエレメント調整の影響を受けて若干ずれた。
これも再調整は簡単だと思っている。

 

明日以後、あっち調整してこっちがズレたらこっち調整して...の繰り返しになるでしょうね...

そうやって少しずつ追い込んで、全体的にいい具合になればラッキーです。

 

※本来HV7CXは車に取り付ける仕様のものです、それをベランダに取り付けていますので、調整が難航しています。

 車に取り付けての調整ならもっとすんなりといくはずです。

 

最後に、我が家のアンテナは今こんな配線。
HV7CXから長い同軸ケーブルを通り、同軸スイッチでリグ側と今回NanoVNA側に切り替えて調整を進めています。
アンテナ直下にNanoVNAをつないだらどういう値になるのか?は後日確認予定です。