ほぼ自分の覚え書き

ライセンスフリー、アマチュア無線、電子工作の日記

7Mhz帯QRP CW送信機への思いは緩やかに

高校生時代、アマチュア無線開局当時からQRP CWトランシーバーでの運用をずっと夢見てきています。
VHF帯に限って言えば1Wのショルダータイプのトランシーバーで自転車移動運用したりしましたので、ある意味夢は実現したのですが、やはりHF帯でQRP運用したいですよね。
しかし、移り住んだマンションからHFにSSBで出ても全然どこへも届かずHFは諦めるしか無く、VHFはしばらく出ていましたが、仕事が忙しくなると休止に追い込まれ、そのまま免許状の更新はせずにいました。

あれからうん十年。

FT-8のデジタルモードが面白いということで再開して、FT-818NDを買って、FT-8で数ワットで海外の局と交信出来たりしたので、これでようやくHF帯のQRP運用の夢は達成しました。 しかし何か物足りません。 企業が作ったリグはもう所有しただけで満足感があり、それ以上の何かが足りないのです。

そうしているうちに、メルカリでたまたまMountain Topperの3バンドの中古を見つけて衝動買い。このMoutain TopperはKD1JV局によるもので独自のアイデア、デザインに惹かれるものがあり、実は前から注目していました。 手元に届き眺めてみると「こういう無線機で運用してみたかったのだ」という自分の思いに気づきました。
さっそく保証申請して電波出せる状態にしましたが、実は当初は問題なかったものの、数ヶ月経ったころから送信すると周波数がシフトする現象に悩まされていて、以後そのまま放置。
※CWを脇の別のトランシーバーで聞いていると「ピューピュ ピューピュ ピューピューピュピュー」と聞こえる(笑) これを表現する言葉があったと思いますが失念(笑)
修理する方針を一度は立てましたがこれは延期することに。

自作のCW送信機を作ることにしました。
Moutain Topperを入手したときからこの思いが強くなり、完全手作りな2石CW送信機に着手。設計は出来ませんのでウェブ検索して学んだOM各局氏のデザインを拝借し、CADにてもっともらしい回路図を作成。
去年から今年にかけて部品がほぼ揃い、現在ハンダ付け作業を緩やかに進行中です。
仕事ではないので目標など立てず気長にやっています(笑)
なにせ部品集めの途中でフルブレークインの回路を変えたりしていますし、どんどん方針が変わっていきます。

下記は製作中のCW送信機のプリント配線板。
ランド方式で組み立てて不具合修正してから発注しようか、それとも発注してしまおうか迷っています・・・



余談ですが!今日!
Twitterで見かけましたが、このトランシーバーいいなぁと思っています。
https://twitter.com/CrkitsQ/status/1464198353940455424