ほぼ自分の覚え書き

ライセンスフリー、アマチュア無線、電子工作の日記

お題「不思議な話」救急病院にて

お題「不思議な話」

「このお題で記事を書く」で見つけた「不思議な話」というお題ですが、今回書くのは実は不思議でも何でもなかったとも言えるので、話半分で読んでください。

気に入らなければスルーしてください。

特に場所の特定、詮索はご遠慮ください。

 

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冬の寒い日でした。

某救急病院に、知人のお見舞いに行った時のこと。

駐車場に車を停めて、救急入り口付近を過ぎて正面玄関に向かって歩いていた時。
救急入り口の壁を背もたれにして、地べたに座り込んで、両足を前に伸ばしている高齢の女性をみかけました。
近くを歩くスタッフさんは別に気を留める様子もなく、一般の人も視線向ける様子もなく通り過ぎて行きます。

私はそのまま正面玄関を入って、受け付けのところに行こうとしましたが、どうも気になって戻ってみることにしました。
やはり壁にもたれて地べたに座り込んだままです。

脇を通り過ぎる人が何人もいるのですが、誰も気にかけていない。

もしかして見えていないのか??

ちょっと迷いましたが、(真冬だったので)地べたに座っていてお尻が冷たそうで、寒いのではないかと思い、お声かけしてみることにしました。

「こんにちは、寒くないですか? 
建物の中の待合室のほうが暖かいですよ」

そのとき、ちょうど通用口から出てきた若い男性スタッフさんにも、その高齢の女性が地べたに座り込んでいるのが見えているみたいで、

「あっ、大丈夫ですか?
 どうされました?」

と駆け寄って来ました。
通用口から見たら、高齢の女性が転けて倒れているように見えたのかもしれません。
そしたらその女性は笑顔で、

「足が痛いので(立っているのが辛くて)座っているだけで、娘が(駐車場のほうを指差して)(車を出庫して)車で迎えに来ますから」
とのこと

事情が分かって安心しました。
転けたのではなく、気分が悪くなって座り込んだのでもなかったのです。
私もスタッフさんもその場を離れました。

あとで思ったのですが、
もしかして、見えていたのは私とあの男性スタッフさんの二人だけだったのではないか・・・

いえ、深読みし過ぎでしょうね・・・